第7章 やりとりの窓口を作る
この章が終わると
あなたのページに「LINEで相談する」ボタンとメールの一行がついて、申し込む前のお客さまから相談を受けられる状態になります。
やることは3つです。
① LINE公式アカウントを作る
② あいさつと窓口を、相談しながら作ってもらう
③ 自分のスマホで確かめる
前の章の最後に「やりとりの手段が、まだメールだけです」と書きました。ここを整えます。
この章で作る入口
いま、あなたのページには申し込みボタンが表示されています。この章では、その手前にもうひとつ、申し込む前の「ちょっと聞いてみたい」を送れる小さな入口を置きます。LINEのボタンと、メールの一行。作るのは、それだけです。
LINE公式アカウントがなくても、窓口は作れます。 第0章の費用の表でも「任意」としていました。メールの一行だけでも、相談は受けられます。作らないと決めた方は、①をとばして②から進めてください。②の相談で、メールの一行だけを置いてもらえます。
① LINE公式アカウントを作る
ここは、あなたがやる部分です。アカウントを作ることと、ログインすること。Claudeに任せられないのは、これまでと同じくこの2つだけです。
まず、言葉の整理です。ここで作るのは、普段お友達とやりとりしている個人のLINEとは別のものです。お店・事業のための、もうひとつのLINE。それが「LINE公式アカウント」です。個人のトークとお仕事のトークが混ざりません。そして、いま持っている個人のLINEアカウントを足がかりにして作れます。
開設のしかた
ブラウザで、次のアドレスを開きます。
ここから先の流れは、4つです。
- 「LINE公式アカウントをはじめる」を押します
- 「LINEアカウントで登録」を選びます(メールアドレスで登録することもできます)
- アカウント名など、聞かれたことを画面の案内にそって入れていきます
- 開設が終わると、管理画面に入れます
LINEの画面も、時々変わります。書いた通りのボタンが見当たらないときは、いつもの合言葉です。
画面をスクショして、Claudeに「これはどうすればいいですか?」と聞けばOK
アカウント名は、サービス名か、あなたの名前にしてください。誰のLINEなのかが、名前だけで分かるからです。あとから変えられます。いまは決めて、先へ進みましょう。
管理画面に、ログインしたままにしておきます
開設が終わったら、Chromeで管理画面にログインした状態のままにしておいてください。ここから先の設定は、Claudeがそのブラウザで進めます。
ログインは自分、作業はClaude。 前の章のGoogleフォームと、同じ分け方です。Claudeにパスワードを渡す場面はありません。
かかるお金のこと
開設にお金はかかりません。第0章の費用の表で「任意・0円」としていたものが、これです。
ひとつだけ、月に送れるメッセージの数には上限があります。いくつまでかは開設の画面と公式サイトの料金プランに出てきます。変わることがあるので、ご自分の目で確かめてください。ここでやるのは「相談を受ける」ことなので、はじめのうちは、上限を気にする場面はほとんどありません。
② あいさつと窓口を、相談しながら作ってもらう
ここから先は、Claudeにお願いする部分です。文面を決めることも、管理画面に設定することも、ページにボタンを置くことも、ひとつの相談でまとめてお願いします。
LINE公式アカウントには、友だち追加された瞬間に、自動で1通目が届く仕組みがあります。「あいさつメッセージ」といいます。整えないと、最初から入っている文章がそのまま届きます。せっかく最初に会う場面なので、あなたの言葉にしておきます。
「Code」に戻って、下の文をコピーします。送信する前に1ヶ所、あなたのメールアドレスに置き換えてください。
LINE公式アカウントを作りました。
Chromeで管理画面にログインしてあります。
ホームページはhomepageのフォルダに入っています。
やりたいことは3つです。
1. 友だち追加されたときに届く「あいさつメッセージ」の文面を決めたい
2. 決まった文面を、Claude in Chromeを使って管理画面に設定してほしい
3. 友だち追加のURLを管理画面から取ってきて、index.htmlの
申し込みボタンの近くに「LINEで相談する」ボタンを置いてほしい
あわせて、そのボタンの下に
「メールでのお問い合わせ:【あなたのメールアドレス】」
という一行を、小さめの文字で置いてください。
文面は相談して決めたいです。まず提案してください。
埋めるのは、あなたのメールアドレスの1ヶ所だけです。ここは、あなたにしか分かりません。前の章の決まりごとのページに書いたものと同じで構いません。窓口はそろえておくほうが、あとで見直すときに楽です。
LINEを作らないと決めた方は、上の1〜3を消して、メールの一行だけを頼んでください。
あとは、答えていくだけです
これは注文書ではありません。相談の切り出しです。 送ると、Claudeがあなたのページを読んで、「こんなあいさつでどうでしょう」と提案してきます。
あとは、日本語で答えていくだけです。「それでお願いします」でも、「もっと短く」でも、「もう少しくだけた感じで」でも構いません。どんな言葉で出迎えるかは、あなたが決められます。
長く書きたくなりますが、こらえてください。1通目は、あいさつだけで十分です。
続きの話は、始まってから、あなたの言葉ですれば大丈夫です。
決まると、Chromeの画面が前に出てきて、動きはじめます。Claudeが、あなたの頼んだ仕事をしているところです。終わるまで、手を出さずに見ていてください。
③ 自分のスマホで確かめる
ここからは、あなたの番です。できたものを確かめるのは、雇い主の仕事です。
claude-work → homepage → index.html をダブルクリックします。ページを開きっぱなしにしていた場合は、F5キーを押してください。申し込みボタンの近くに、もうひとつ、ボタンが増えています。 その下に、メールアドレスの一行も入っています。
ページはまだ、あなたのパソコンの中にしかありません(世界に出すのは次の章です)。それでも、LINEの窓口のほうは、もう本物です。 ここで確かめておきます。
LINEのボタンを押してみてください。 パソコンで押すと、友だち追加の画面が開いて、QRコードが出ます。それを、あなたのスマホのLINEで読み取って、友だち追加してください。画面が違って見えたら、いつもの合言葉——スクショしてClaudeに聞けば大丈夫です。
友だち追加すると、少しして、あなたのスマホに通知が来ます。開くと、さっきClaudeと相談して決めたあいさつの文章が、そこに届いています。
窓口は、もう動いています。 お客さまがボタンを押したときに起きることを、いま、あなた自身で確かめました。
うまくいかないときは
Claudeが、LINEの画面で止まってしまった
LINEの管理画面は時々変わります。その画面をスクショして、Claudeに「これはどうすればいいですか?」と聞いてください。それでも進まないときは、自分の手でも設定できます。手順はClaudeが教えてくれます。どちらの道でも、たどり着く先は同じです。 行き止まりはありません。
管理画面のログインが切れていた
ログインし直して、もう一度同じ文を送ってください。作業の途中からやり直せます。
ボタンを押しても、開かない
見たままを言えば直ります。
LINEのボタンを押しても開きません。index.htmlのリンク先のアドレスを確かめてください
この章のチェックリスト
LINEを作らないと決めた方は、いちばん下のふたつだけで大丈夫です。
全部にチェックが入ったら、第8章へ。
見せるページ、申し込みの受付、お金の流れ、決まりごと、そして相談の窓口。受け皿は、これで全部そろいました。
残っているのは、世界に出すことだけです。次の第8章で、いよいよ公開します。